認知症をお持ちの方のケアについて

認知症ケア標準化に対する取り組み

理事長挨拶

pict_yamamoto
認知症対策は、今や国民のすべてが取り組むべき問題といえます。しかし実際に認知症の方と向かい合うとき、私たちはどんな工夫をしたらよいのでしょうか。

当法人は認知症専門機関として活動してきましたが、この問題については、各スタッフが自身の経験と知識だけで判断してきました。対応にバラつきが発生するのは明らかで、残念ながら好ましくないと思える対応も散見されていました。

その状況を改善すべく、認知症ケア標準化委員会を立ち上げて取り組みをスタートさせました。認知症専門職もそうでないスタッフも、法人全職員が統一化された好ましい認知症への対応を行うことを目指して参ります。

この活動を通じて、私たち法人職員のレベルアップを図ると同時に、広く社会の皆様にも啓発的普及ができればと考えております。

認知症ケア標準化委員会について

認知症ケア標準化委員会の取り組み

「認知症を持つご本人とそのご家族の対応およびケアを標準化することによって、円滑な部署間連携とユーザーファーストの向上を目指す」ことを目的として認知症ケア標準化委員会が、平成27年6月に発足しました。

多職種の職員が、ガイドライン班・研修班・広報反のグループで活動しています。
pict_yamamotoガイドライン班では院内認知症対応ガイドラインを作成、研修班ではオリジナルテキストや研修ビデオの作成・院内研修の企画運営、広報班では広報誌の発行や啓発ポスターの作製を行ってまいりました。

研修を受講した職員はオレンジ色の名札に変わり、研修修了者の見える化を図っています。また基礎研修は認知症サポーター研修を兼ねており、現在多くの職員が認知症サポーターの目印であるオレンジリングを取得しています。

こころちゃんの研修受講レポ

kokoro_yorokobi八尾こころのホスピタルで開催されている認知症ケア研修Ⅰの様子をご紹介します!
この研修では、オリジナルのテキストと認知症サポーター養成講座のテキストをつかいます。
text
『ユマニチュード』『パーソン・センタード・ケア』『ICF』など、認知症をもつ人への援助技法を学んだよ。
少しだけ詳しくご紹介すると…
ユマニチュード
患者様と接するうえで当たり前のことのようだけど、不安を抱きやすい認知症をもつ人にとってこれを意識して行うことはとても大切なんだ。ケアする側が伝えたいことがあるときに、とても伝えやすくなるし、「あなたのことを大切に思っています」というメッセージが常に伝わって、認知症をもつ人はこころ穏やかに過ごせるんだ。

こちらが研修会の様子↓
研修の様子

kokoro&orangering
nametag
分野や職種を超えて、全職員の受講を目指しているんだよ。
受講すると受講証としてオレンジ色の名札と、認知症サポーターの証のオレンジリングをもらえるんだ。
今後開催されるステップアップ研修にもどんどん参加して、認知症をもつ人やご家族様に安心してご利用していただけるように、みんなで頑張るぞ!

認知症ケア標準化委員会設置の結果

認知症ケア標準化委員会の活動により、職員ひとりひとりがより認知症を身近なものに感られるようになりました。認知症をお持ちの患者さまへのご対応にも変化があったのでは、と評価しております。院内研修をきっかけに、他部署との情報共有や意見交換をがより活発になり、連携を密にして様々な対応に活かしております。
今後も、認知症をもつ方やそのご家族様が、安心して当院をご利用いただける環境作りをめざします。また、速やかな対応とサビースの提供ができるようスタッフ一同努めてまいります。

認知症ケア標準化委員会活動報告

詳しい活動内容や今後の活動予定については、ブログにて公開してゆきます!
是非ご覧くださいませ。

スタッフブログ