地域住民、医療業界の方々。職員OBの皆様。
数えきれない多くの方々に見守られ山本病院は100年を迎えることができました。
100周年を迎えるにあたり、職員OBの方々よりたくさんのメッセージをいただきました。

白井 洋子(前地域リハビリテーション部長)

【OB】

創立100周年を迎えられ、心からお祝い申し上げます。山本病院は八尾の市街地にありながら多くの樹木に囲まれ、患者さんはもちろん職員にとっても心安らぐ環境にあります。40年近く前、正門玄関脇にあった、何色にも重なり合う薄紅色の八重桜の下をくぐり、社会人としてスタートしました。そして在職中はたくさんの方々と巡り合い、支えられ導かれてまいりました。これからも、色々な色を重ね合わせ際立った美しいあの八重桜のように、皆様の力を重なり合わせ、可憐でありながら存在感のある、美しい花を咲かせ続けて下さい。

村山 忠生(前精神科デイケア課長)

【OB】

医療法人清心会山本病院創立100周年に当り心よりお祝い申し上げます。41年間の在職中、病院だけではなく、クリニック開設時にも初期スタッフとして勤務し、貴重な経験をさせていただきました。定年後も地域包括支援センターで「陶芸の会」を地域の方々と共に過ごさせていただいております。山本病院の地域密着という面でも、お役に立てればと思っております。

廣梅 香織(前栄養課主任)

【OB】

創立100周年を心よりお祝い申し上げます。2010年に定年退職し、在職中に培われた財産「人の和」をありがたく思っています。今、その時の仲間や新しく出会った人たちと、有意義で楽しい時間をちょうど良い流れの中で過ごしています。山本病院の重ある歴史を、そしてその情熱に敬意を表し、未来に向けてさらなるご発展・飛躍をお祈りいたします。

永田 美津子(前病棟看護師長)

【OB】

創立100周年、誠におめでとうございます。その半分近くを山本病院と共に歩めた事、誇りに思うと共に感謝の想いで一杯で、たくさんの思い出がよみがえってきます。私が入職した頃は木造の病棟があり、周りは花畑やみかん畑に囲まれ、ゆったりとした雰囲気でした。
長い歴史の間に病院を取り巻く環境も医療そのものも大きく変化してきたと思いますが、山本病院の“人を思う心”は創立当初から変わることなく受け継がれ、現在に至っていると思います。私が愛した病院がこれからも働く皆さんに愛され、利用者の方とも良い縁で結ばれ、ますますご発展を続けていかれますよう心からお祈り致します。

山田 卓也 (総務課主任)
竹田 晴治 (病棟師長)

【2世職員対談】

山田:お互いに古いよね。もう何年目かな? 私は28年目に入って、親の代から数えるとおそらく60年近くになるかな。なんせ母親が独身時代からお世話になっている病院だからね。
竹田:僕のところはそこまでいかないかな、40年ちょっとといったところかな。
山田:実は我々は2世職員で、いわゆるサラブレッドやね(笑)また最近そういう職員が増えてきているような。私たちが入職した頃は、結構周囲にそういう職員が多かったし、親子3代というケースもあったね。保育所もあって、そこの卒園者が今では中堅職員なんてこともあるからね。
竹田:親戚関係なんかも多いよね。どこの部署に行っても、自分が相手を知らなくても、相手が自分のことを知っているから怖いよね(笑)自分の母親が保育所で世話をした子供が、今や立派な課長さんだったりするのも感慨深いね。
山田:お互い子供の頃から病院のことを知っているけれど、現在病院に隣接している府営住宅の場所なんて昔は病院のグラウンドで、そこでは運動会をやっていたなぁ。徒競走の後にお菓子や鉛筆なんかをもらった記憶があるね。また仮装行列が盛大で、患者さんも一緒に出ていて、その時代から地域交流が実際にされていたよね。
竹田:そうそう、よく親に連れてこられたね。仮装行列なんか、ここは本当に病院かというぐらい豪勢なもので、非常に楽しかった。
山田:子供の頃のイメージとしては、この山本病院がある志紀というのは凄い田舎だった。ディーゼル機関車が走っていて、各駅停車でも昼間は停まらない駅だった。今ではすっかり都会(?)のイメージになって(笑)病院も新しく建て替わり、とにかく若い職員が増えたね。というか我々よりも若い方がね(笑)
竹田:まさに光陰矢のごとしだね。時の流れは残酷やなぁ(苦笑)
山田:我々が50歳で、同級生(昭和37年生まれ)も増えていて20人近くが働いている。男性は2人だけだがね(笑)最近はやっていないけど、同期会みたいなことを何回かやって互いにモチベーションを高め合うことも試みたね。また久しぶりにやりたいなぁ。
竹田:男は僕ら2人だけやなぁ。また同期会やらないといかんね!
山田:振り返ると楽しい思い出がいっぱいあって、しくじりも多いけれど(泣)いまでも十分に面白いなぁ。同世代の職員が活躍していることが励みになる。資格を目指して通学している者、何を思ったかフルマラソンを完走する者、登山に目覚めて夢中になっている者。とにかくまだ50歳、お互いに折り返し地点を作らずに、一本道を進んで行こう!
竹田:そうやね。僕らはこの50歳という節目を迎え、病院も創立100年という節目にあたっているのだから、その新しい幕開けに貢献しないといかんな!

宮地 瑞恵(現看護部長)

【現役】

昭和56年春、子育てをしながら働ける病院として山本病院へ転職してきました。精神科の選択は、一大決心のすえ飛び込んだ世界ですが、たくさんの出会いの中で、精神科看護のすばらしさを学ぶとともに自分磨きができました。良きご縁と定年を前に100周年を迎えられるめぐり合わせに感謝しています。

泉本 哲也(現事務部事務次長)

【現役】

30年以上働かせて頂いて、感謝の思いが溢れるほどに心を満たしております。就職して、今まで授かった全ての恩に対して、報恩の精神で仕事に精進するよう教わりました。この心構えを後輩にも伝え、病院の発展に尽くしたいと思います

山田 卓也(現総務課主任)

【現役】

入職して27年。山本病院は人を大切にする職場であると信じて疑いません。当院は「縁」を大切に思い、職員に感謝の気持ちを忘れない、「和気満堂」なる職場です。先人の方々が連綿と受け継いで来られた善き伝統を守るため、微力ながらも尽力して参ります。

森山 勝幸(現病棟主任看護師)

【現役】

振り返れば20年、長い年月を山本病院と共に歩ませてもらいました。社会人として、看護者として山本病院で過ごし、たくさんの良き先輩、仲間たちと出会え、強い絆を築けた感慨深い20年であったように思います。これからも感謝の気持ちを忘れず、1日1日働くことができればと思います。ありがとうございました。

瀧尻 真実(現精神保健福祉士)

【現役】

私が入職して10年が経ちました。職場のアットホームな雰囲気の中、メンバー様や当院の患者様、そのご家族に関わることで、精神保健福祉士として、そして一人の人間としてどうあるべきかを教えていただいたように思います。私にとって山本病院は単なる職場としてだけでなく、人として成長できる、そんな場だと感じています。

東山 諒子(現作業療法士)

【現役】

入職して2年目に記念すべき年を迎えることができ、大変光栄に思います。私は入職時、地域のかかりつけ病院を目指す本院の取り組みを知り、患者様に寄り添う温かさを感じたことを覚えています。まだまだ未熟ですが、山本病院の更なる発展に一役担えるよう、今後も成長し、従事していきたいと思います。