
認知症病棟
病棟概要
老人性認知症による周辺症状のために、自宅あるいは施設で生活することが難しい高齢者に対して、
短期集中的に精神科治療とケアを行うための病棟です。出来るだけ早期の退院を目指しています。
北館2階・3階に2病棟あります。
- 病室
総数47床(2階)
個室…15室、4人部屋…8室、観察室…1室
総数47床(3階)
個室…15室、4人部屋…8室、観察室…1室
- 病棟デイルーム
食堂・談話室を兼ねており、入院患者様の憩いの場と利用されています。 - 観察室
身体的医療に必要な酸素吸入装置・吸引装置を備えています。 - 浴室
身体に障害があっても入浴できる機能または浴槽を設置しています。
認知症治療病棟の外観と個室の一例です。
治療プログラム
- 薬物療法
認知症の周辺症状などを安定、または改善する薬物を使用します。 - 生活機能回復訓練
精神症状の軽快と生活機能の回復を目的に行います。
看護・介護職が行う日常生活能力に対しての援助・訓練と、作業療法士が行うプログラムがあります。
入院時の留意事項
- 貴重品について
患者様が持参されたもの(※衣服・貴金属等)は、原則としご家族様にお持ち帰りいただきます。
特に貴金属・金銭についてはお持ち帰りをお願いします(患者様個人で管理されることが困難な為)
※患者様の拒否などによりお持ち帰りができない場合、後日お渡しできる状態になり次第、ご家族様にお持ち帰りをお願いします。病棟内で紛失された場合は当院での責任は負えませんので、ご承諾をお願いします。 - 個人で用意していただく物
履物(ご本人が歩きやすい靴)
上着(ベスト・カーディガン・ジャンバー類)
男性のみ電気シェーバー - 衣類・洗濯について
認知症病棟では、衣類はリースが使用できます。
私物使用の場合には、患者様の衣類は全てご家族様が管理していただくことになります。
※リース代:10,000円/月
(洗濯代含む、内容:衣類・バスタオル・フェイスタオル・バス用洗いタオル、月途中の場合日割り) - 面会(お見舞い)について
面会時間は午前10時~午後7時までとなっています。 - 外泊、外出について
主治医の許可が必要です。あらかじめ、お申し出ください。
週間予定
- 入浴
2回/週 - 理髪
隔月第2月曜日 - 作業療法プログラム
月~金曜日(患者様により参加日数などが異なります) - アクティビティケア
衣類着脱・食事・整容・離床
カラオケ・遊び・創作など