作業療法

作業療法(OT)とは

「こころ」と「からだ」のリハビリテーションです。 普段の暮らしの中で行っている動作や遊び、 仕事などの様々な活動を「作業活動」と呼び、 治療の手段としています。

1人ひとりの目的に合わせたプログラムで、 その人らしい生活ができるようになるお手伝いをします。

外来でご利用の方へ

家から出かける場所の1つとして利用してみませんか?

作業活動の紹介の画像

このような方におすすめです

  • 家から出かける場所を探している方
  • 相談できる場所が欲しい方
  • 適度に活動できほっと一息つける場所が欲しい方
  • デイケア、就労支援事業などへのステップアップを目指す方
  • 長時間や集団活動が苦手、もしくはその必要がない方 など
   月   火   水   木   金 
 午前   ○   ○   ○   ○   ○ 
 午後   ○         ○ 

・何かを作らないといけない場所ではありません。 利用者様の希望を聞きながら一緒に考えていきます。 (目的、利用頻度、過ごし方、今後のことなど)

・説明だけではイメージしにくいかと思います。見学や体験もできますので、興味のある方は主治医にご相談下さい。

外来OT利用者様の声

・好きなことに集中してリフレッシュできる場所

・家から外へ出るきっかけ、気軽に行けるところ

・話をきいてもらえる、困りごとを相談できる

・主治医に勧められ、最初は続けられるか不安に思ったけどそのうち行くのが習慣になっていた

入院でご利用の方へ

適度な活動への取り組みや退院に向けての準備性を高めます。

精神科入院作業療法の画像

こんな目的で利用されています

    • 継続して参加することで、生活リズムを整える
    • 得意なことを活かし、苦手なことを練習する
    • 程よく周囲の人と交流する
    • 退院に向けての準備   など

・利用者様の「できること」に注目し、最大限に 引き出すことを大切にしています。

・1人ひとりの病気の症状や困りごとに応じた 活動参加や生活の工夫を行います。

入院OT利用者様・家族様の声

・入院中、時間を長く感じるのでOTに参加するのが楽しみ

・今まで取り組んだことのない作品を作れて自信になった

・昔好きだったものを思い出すことができる楽しい場所

・疲れの程度を実感できて、体調管理のバロメーターになる(家族様の声)

・これからも人とのふれあいや好きなことをする時間を 続けて欲しい

・以前出来ていた趣味を家族が勧めても出来ないことが増えていた

・入院中に好きなことに集中している姿を知れて嬉しい

作業活動の紹介

それぞれの目的に応じた過ごし方を一緒に探していきます。

作業活動の画像

創作活動

塗り絵、 貼り絵、 編み物、 刺繍、 裁縫、 タイルモザイク、革細工

脳トレ

計算ドリル、 ナンプレ、 間違い探し

スポーツ

卓球、キャッチボール、 エアロバイク

ゲーム

トランプ、将棋、オセロ、レクゲーム

OTプログラムの例

    • リラクゼーションストレッチ
      手足のツボ押しや呼吸法を取り入れながら、ゆっくりと身体を動かします
    • グループ活動
      軽体操や回想法、 スポーツゲームなどを楽しみながら、人 との交流を図っていきます

ご利用にあたって

・作業療法の利用には主治医の指示が必要です。

・費用に関するお問い合わせは1階受付窓口へお願いします。(生活保護や自立支援医療制度が適応となることがあります)