
医療福祉相談
医療 -受診、入院、退院、その後のリハビリや療養について-
誰しも、体調が損なわれると不安になったり、とまどったりします。まだまだ、社会的な偏見の根強い「精神科」への受診に対しては、診察に行きたい気持ちがありながらも複雑な思いを抱かれる方も多いのではないでしょうか。
心の病気も、他の多くの病気と同じく、「早期発見・早期治療」が望まれます。
病院に診察に来ていただくまでの様々な悩みや戸惑いに対して、電話相談や面接を通して、ご本人・ご家族のご相談に対応させていただきます。
精神科への入院というと、まだまだ暗く閉鎖的なイメージが根強いかもしれません。
しかし、最近は「入院」の利用の仕方も様々です。
例えば…
- 薬の調整のための入院
- 不調のサインが出てきたので早めに入院治療する
- ストレスが多くて疲れているので休息したい
など、ご本人が主治医と相談の上、治療の一つの選択肢として「入院治療」をよく利用いただいています。
昔は、「入院=長期」というイメージがあったとは思いますが、今は入院期間もごく短期間です。
できるだけ早く回復していただくことで、その方の生活を医療の立場から応援させていただいています。
- 「入院生活ってどんなもの?」
- 「病棟ってどんな雰囲気?」
- 「入院費にどれくらいかかるの?」
など、何でもご相談下さい。病棟の見学もしていただきながら、ご説明させていただきます。
退院するにあたり、その後の生活について様々な不安があると思います。
どのような暮らしを望まれているのか、ご本人・ご家族のお話をよく伺い、必要な情報を提供させていただきながら、共に考えさせていただきます。
福祉 -各種福祉サービスの利用と調整-
病とつきあいながら、その人らしく暮らしていくには、時に様々なサービスを利用することもコツの一つです。
ご本人やご家族の希望を伺いながら、サービスのご紹介をさせていただき、不便なくご利用いただくために、様々な調整をさせていただきます。
- サービスの申請(認定調査や主治医の意見書)について
- 自立支援医療費について
- ホームヘルパー、ショートステイ、グループホーム、ケアホーム、福祉ホーム、
各種就労事業、地域活動センターなどの利用について
- 精神障害者保健福祉手帳の申請
- 小規模通所授産施設の利用などについて
- 介護保険の申請、主治医の意見書について
- 介護保険サービスの利用について
- 在宅サービス(ホームヘルパー、ショートステイ、デイケア、デイサービス、訪問リハビリなど)について
- 施設サービス(指定介護老人福祉施設、介護老人保健施設、指定介護療養型医療施設 など)について
- 配食サービス、家族介護教室などについて
- 在宅介護支援センター、地域包括支援センターについて
- 地域権利擁護事業、成年後見人制度について
生活支援
日々暮らしていく中で生じる悩みは様々です。
ちょっとしたことでも、お気軽にご相談ください。
- 外来治療費、入院費について
- 障害年金について
- 生活保護についてなど
- 仕事をしたい
- 友達をつくりたい
- 毎日することがなく、生活にはりがない
- 家族内での悩み
- 介護の悩みなど